前回は「Autograph」と「Signature」の違いについてご紹介しました.
オートグラフは2種類のみ!?
今回はオートグラフの種類の種類について考えます.有名人・著名人の直筆サインが「Autograph(オートグラフ)」だとすると,真贋判定を意識してしまいますね.実際,オンラインショップやネットオークション上では多くの偽物が販売されています.
オートグラフは,「本物の直筆サイン」と「偽物の直筆サイン」の2種類のどちらかだと思います.この「偽物の直筆サイン」には,直筆サインを「コピーした複製版」と「模写した粗悪品」が含まれています.
本当にその2種類なのか?
もちろん,オートグラフの「真贋」を見定めるスキルは必要です.しかし,根本的なことを忘れてはいけません.私はオートグラフ最大の魅力は,「その人との繋がり」にあると考えています.
オートグラフの本質
私はオートグラフを次の2種類に区別できると考えています.
- ご本人から直接頂いた直筆サイン
- 誰かのために書いたサイン
私にとって最も嬉しいオートグラフは,目の前でご本人からメッセージを頂いた記念品です.そのような品は「Memorabilia(メモラビリア)」と呼ばれています.例えば,野球少年が憧れのプロ野球選手に会えたとき,その想い出はサインボールを見れば記憶がよみがえるのではないでしょうか?
初心忘るべからず
私自身,そのような理想論を語りながら,オンラインショップでオートグラフを購入しています.だからこそ,メモラビリアはお金で買えないこと肝に銘じて,この沼にはまるつもりです.
ジャンル別のオートグラフ
一般的にオートグラフは,「何に」サインされたかで分類します.
- サイン色紙
- サイン本・サイン入り写真集
- サイン入りCD
- サインボール
- サイン入りユニフォーム
- 写真
- 楽器
- 楽譜
- 契約書
- メモ・下書き
- 原稿
- 手紙
- 文献
- レコード
- バット
モラル
私が海外サイトで商品を探していた際,「女性用下着」にサインされたものが販売されていました.その販売者を調べてみると,ハリウッド女優がサインした「女性用下着」を数多く取り扱っていました.
ヌード写真のオートグラフは市場に多く溢れていますが,ごく稀にきわどい品が紛れ込んできます.例えば,映画で使用された衣装がチャリティーオークションに出品された場合などを除いて,そのような商品とは関わらないようにしています.
オートグラフ市場については別の記事でご紹介しますが.そのような商品を購入してしまうと,お金儲けを考えている人が過激な品へのサインを要求するようになり,有名人の方々が快くサインすることができない負のループにはまってしまいます.
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